POLYCARBONATE LAMINATED GLASS
産業機械安全ガード
日本の産業機械メーカーは、独自の技術により全産業の基盤となり、日本の産業界の発展に尽くしてきました。
現在でも産業機械の最新技術の向上に各社が創意工夫を重ね、しのぎを削って開発競争を行っています。
弊社はこのような斯界にガラス加工専門メーカーとして、TUV(※)の製品認証も取得した独自な技術で安全ガードガラスをご提案いたします。
ポリカーボネートを用いることで、衝撃強度を大きく増すことができます。
熱膨張の差異による歪からその大きさに制限が生じる重機車両や新幹線の車両窓や工作機械の覗き窓に採用され、JIS R 3213鉄道車両用安全ガラス試験方法に準拠した試験に合格しています。
- 工作機械用耐衝撃窓
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高価な素材や工具を見守る安全な窓として、優れた耐貫通性を備えた窓が必要です。ガラスとポリカーボネートを合わせることにより、その実現を図ります。
ガラスは表面が硬く、薬品やオイルに対して劣化せずに、切削粉や切削油から視界を確保します。
また、非常に高い衝撃強度を有するポリカーボネートを合わせることにより、加工物による飛来事故を防ぎます。
また、中間樹脂層は、透過する音の減衰効果にも役立っています。
- 車両重機用窓
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ポリカーボネートとガラスを合わせることにより、安全ガラスとして耐貫通性に優れ、JIS R 3212(自動車用安全ガラス試験方法)の落球試験に準拠し、鉄道高速車両の側窓などに利用されています。
- 建機用上部カード窓
建設機械の操作室天窓として、視界の確保と危険物の飛来など被害防止への利用が期待されます。
新光硝子のポリカーボネート合わせガラスの特徴
- 要求される安全性に対して、ガラスおよびポリカーボネートの厚みを変えることにより対応が可能です。
- 合わせ工程において熱負荷をかけなく常温常圧で合わせるため、熱をかけることで問題になる異種材料との熱膨張率に起因する残留歪やポリカーボネートの熱劣化がほとんど生じません。
※…TUVはヨーロッパ市場における製品の安全性について、特に中立な第三者認証機関として評価が高いものがあります。弊社はガラスとポリカーボネート合わせでEN-12415の製品認証を取得いたしました。
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